【料理英語】これ、同じもの?イギリス英語とアメリカ英語でこんなに違う!料理英語10選

名詞

はじめに

海外のレシピ本を読んだり、料理動画を見たりしている時に、

「あれ?知ってる単語と違う。。。」

「この野菜、見た目と名前が一致しないような?」

と思ったことありませんか?

実は、イギリスとアメリカでは、同じ食材や調理器具でも全く違う名前で呼ばれることがよくあります。

今回は料理好きなら知っておくと10倍楽しくなる「英・米でこんなに違う!料理英語」をご紹介します!

1 ひき肉: minced beef vs ground beef

・ イギリス英語: minced beef (ミンスト・ビーフ)

・ アメリカ英語: ground beef (グラウンド・ビーフ)

日本でも「ミンチ」と言いますが、イギリスではmince(細かく刻む)を使ってminced beef(豚肉ならminced pork)と言います。イギリスの伝統菓子「ミンスパイ」も、もともとは刻んだお肉を入れていた歴史からその名前がついたようです。

一方、アメリカではgrind(挽く・すりつぶす)の過去分詞形を使ってground beefと表現します。

2 なす: aubergine vs eggplant

・ イギリス英語: aubergine (オーバジーン)

・ アメリカ英語: eggplant (エッグプラント)

アメリカのeggplant(卵の植物)は面白い表現ですよね。昔の品種が白く丸く、まるで卵のように見えたことから名付けられました。

イギリスのaubergineは、フランス語からそのまま取り入れた言葉です。ヨーロッパのレシピ本を見る時は、この「オーバジーン」というエレガントな響きの単語がよく登場します。

3 ズッキーニ: courgette vs zucchini

・ イギリス英語: courgette (クアジェット)

・ アメリカ英語: zucchini (ズッキーニ)

私たちが普段使っている「ズッキーニ」は、実はイタリア由来のアメリカ英語です。

イギリスではフランスう由来のcourgetteと言います。イギリスのスーパーに行くと、緑のズッキーニの棚には「courgettes」と書いてあるので、旅行や海外レシピで覚えておくと「なるほど〜!」となりますよ。

4 パプリカ(ピーマン): pepper/ sweet pepper vs bell pepper

・ イギリス英語: pepper/ sweet pepper (ペッパー/ スィート・ペッパー)

・ アメリカ英語: bell pepper (ベル・ペッパー)

アメリカでは、鐘(Bell)のような形をしていることからbell pepperと呼びます。

イギリスではシンプルにpepperと呼ぶことが多く、辛い唐辛子(chilli)と区別するためにsweet pepperや、色をつけてred pepper(赤パプリカ)のように呼びます。

5 コリアンダー/ パクチー: coriander vs cilantro

・ イギリス英語: coriander(コリアンダー)

・ アメリカ英語: cilantro(シラントロ)

イギリスでは、葉っぱ(生野菜)も乾燥スパイスmこ全てcorianderです。

一方、メキシコ料理(テクス・メクス)に馴染みが深いアメリカでは、生の葉っぱをスペイン語由来のcilantro、種(スパイス)をcorianderと明確に使い分けています。

6 フライドポテト: chips vs french fries

・ イギリス英語: chips (チップス)

・ アメリカ英語: french fries (フレンチ・フライズ)

イギリスで「フィッシュ&チップス」に使われるchipsは、太めにカットされたホクホクのポテトのことになります。

アメリカでfries(またはfrench fries)というと、ファストフードにあるような細長いポテトを指します。

ちなみに、私たちが食べる「ポテトチップス」は、イギリスではcrisps(クリスプス)、アメリカではchipsになるので、少しややこしいですね!

7 ビスケット/ クッキー: biscuit vs cookie

・ イギリス英語: biscuit (ビスケット)

・ アメリカ英語: cookie (クッキー)

イギリスで紅茶と一緒に楽しむサクサクした焼き菓子は全て、biscuitです。

アメリカでbiscuitと言うと、ケンタッキーにあるような「サクサクしたパン(スコーンに似た食事パン)」を指します。アメリカで甘い焼き菓子を食べたい時はcookieと言いましょう。

8 缶詰: tin vs can

・ イギリス英語: tin (ティン)

・ アメリカ英語: can (キャン)

トマト缶やツナ缶。アメリカ英語では a can of tomatoes ですが、イギリスでは a tin of tomatoes といった表現がよく出てきます。

9 泡立て器: whisk vs whisk/ beater

・ イギリス英語: whisk (ウィスク)

・ アメリカ英語: whisk/ beater (ウィスク/ ビーター)

手動の泡立て器はどちらも whisk を使いますが、アメリカでは電動ミキサーの羽根などを beater と呼ぶことも多いです。

イギリスでは「シャカシャカ手で混ぜる動き」そのものをwhiskingと言い、お菓子作りの基本単語として親しまれています。

10 クッキングシート: baking parchment vs parchment paper

・ イギリス英語: baking parchment (ペイキング・パーリメント)

・ アメリカ英語: parchment paper (パーチメント・ペーパー)

パンやクッキーを焼く時に鉄板に敷くシートのことです。

イギリスではbaking parchment、アメリカでは parchment paper(または wax paper)と呼ばれます。「parchment」とはもともと「羊皮紙(古い紙)」のことで、耐熱性のある製菓用の紙を指します。

まとめ: 言葉の違いを知ると、英語と料理の楽しさが倍増です!

食材・道具イギリス英語🇬🇧アメリカ英語🇺🇸
ひき肉minced beefground beef
なすaubergineeggplant
ズッキーニcourgettezucchini
パプリカpepper/ sweet pepperbell pepper
パクチー(葉)coriandercilantro
フライドポテトchipsfrench fries
ビスケット(クッキー)biscuitcookie
缶詰tincan
泡立て器whiskwhisk/ beater
クッキングシートbaking parchmentparchment paper

同じ英語圏でも、歴史や地理的な背景(ヨーロッパの影響を受けるイギリス、メキシコや多様な移民の影響を受けるアメリカ)によって、食文化と言葉がこんなに変化するのは面白いですよね。

次に海外レシピ本や動画を見る時は、ぜひ「これはイギリス英語かな? アメリカ英語か?」とチェックしてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました