はじめに
「Bubble(バブル)」と「Squeak(スクウィーク)」。
直訳すると「「泡とチューチュー鳴く声」ですが、実はこれ、イギリスで昔から愛されている伝統的な家庭料理なんです。
「えっ?一体どんな料理?」と思いませんか?
今回は、イギリスの日常を感じられる面白い料理英語と、おうちで簡単にできる絶品レシピをご紹介します。
Bubble & Squeakは家庭料理なので、家庭に寄って作り方はさまざまなです。
余り物でリメイク感覚て作った、私のアレンジレシピとなります。
「Bubble & Squeak」ってどんな料理?
一言でいうと、「キャベツとじゃがいものフライパン焼き」です!
イギリスでは、日曜日に「サンデーロースト」という大きな肉料理とたくさんの野菜を焼いて食べる習慣があります。その翌日(月曜日)に残ったキャベツ(他の野菜でもOK)やマッシュポテトを混ぜて、フライパンで香ばしく焼き直したのが始まりです。
日本でいう「あまりものアレンジ」や「お焼き」のような、とっても親しみやすいおふくろの味が特徴の一品です。
なぜ、そんな名前なの?
さて、気になるのが名前の由来ですが、答えは「フライパンの中の音」にあります!
・ Bubble(バブル): キャベツなどの野菜から出た水分やお湯が、フライパンで「ポコポコ湧き立つ音」
・ Squeak(スクウィーク): 野菜がフライパンの底で焼かれて「キュッキュッ、キーキーと鳴る音」
Squeak(ネズミの鳴き声や摩擦音)は日本語によくある擬音語(オノマトペ)に相当する単語です。
英語の豆知識:
squeak (スクウィーク)は、ネズミが「チュウチュウ」鳴く声や、靴底が床で「キュッ」となる音を表す英単語。
お鍋の中で食材が「バブルして、スクウィーク言ってる!」という、イギリス人のチャーミングな感性がそのまま料理名になっているところが「なるほど〜!」と言いたくなってしまいまね。
本日のレシピ: ホクホク香ばしい「シンプル・バブル&スクウィーク」
一人暮らしのランチやワインのお供にもぴったり!冷やご飯ならぬ「余った野菜」で作れるミニマルで無駄のないレシピです。
【材料(1〜2人分)】
・ じゃがいも 皮を剥いたもの5mm厚ぐらいにカット 小3個(230gほど)
・ 玉ねぎ みじん切り 中1/4個
・ キャベツ 千切り 1から2枚
・ 塩麹 大1
・ ガーリックパウダー 適量
・ バター 10gほど
・ 粉チーズ 適量
・ 胡椒 お好みで
ポイント:
※ 野菜は何でもいいです。じゃがいもの割合が6から7ぐらいで作ってください。
【作り方】
① 鍋(あれば無水鍋)にじゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、塩麹、ガーリックパウダー、水(大3ほど)を入れて、蓋をして中火にかける。
② 中がぐつぐつしてきたら弱火にして、20分ほど蒸し焼きにする。
③ 焦げないように、途中で2回ほど蓋を開けて様子を見て、混ぜる。
④ じゃがいもが柔らかくなり簡単に潰れるようになったら、マッシュポテトのように混ぜ合わせ、粉チーズと胡椒で味を整える。

⑤ ④のじゃがいもの粗熱が取れたら、成形する。
⑥ フライパンにバターを溶かし、両面に軽く焼き色がつく程度まで焼く(片面3から4分づつぐらい)。
★ ここで英語を思い出して!
フライパンから**「Bubble & Squeak (ポコポコ、キュッ、キュッ)」**と聞こえてきたら、美味しい焼き目がついてる証拠です!

おわりに
見た目は素朴ですが、外はカリッと、中はホクホク。バターの風味がキャベツの甘みを引き立てて、びっくりするほど美味しいです。
イギリスの家庭の知恵と、可愛いネーミングセンス。
「これはね、フライパンの音からついた名前なんだよ!」なんて、誰かに話したくなりませんか?
冷蔵庫にじゃがいもとキャベツがあったら、ぜひ、フライパンの「音」を聴きながら作ってみてくださいね。

